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女子高生の英国式🇬🇧リフレフソロジ-

第1章 怪しげな部屋

お昼を校内で販売していた焼きそばで済ませた後、体育館で女子高生たちのダンスを見学し、気がついたらもう午後3時。
(さて、そろそろ帰るかな)と思った私は校門に向かって歩き出した時、ふいにお昼前の休憩室で女子高生に声をかけられたことを思い出した。
(そう言えばマッサージが受けられるとか言ってたな。女子高文化祭訪問の記念に行ってみるか)
私は校門へ向かう足を3階奥の部屋に変更した。
しかし、何か変だった。クラス企画にマッサージなんてパンフレットのどこにも書いてなかったからである。3時過ぎの校内はお客もだいぶ減って静かだった。あと30分もすれば文化祭も終了だろう。
案の定、3階に着くと廊下に人気はなく、みんな帰宅の途についたかのようだった。

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