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金曜日のおじさま

第5章 cinco

腰を前後に揺らして、ビアルネスは目を閉じ快楽に表情が歪む、眉間に力が入って、あえぎ声を漏らす

「あっ、あっ、おじさまっ、あ…」

オレのペニスをしっかり咥えたまま…どうやらオーガズムを迎えたようだった

快楽にヒクヒク震えているのが伝わってくる

「…イケた?」

「ビーとおじさまが…一緒になって気持ちいい」

まだ目を閉じて、余韻に浸っている。

愛おしい

このまま繋がっていたい
今は淡いしあわせを噛み締めていたかった

「ビアルネス…」

上体を起こし、座位のままギューっと思い切り抱きしめた。

ビアルネスは締め付けられて息が漏れる

「っ…おじさま…」

「「愛してる」」

言葉が重なった

彼女がパッと顔を上げる

大きな瞳と目が合う

オレは微笑んだ

彼女も微笑み返した

冷えた身体をバスタブに浸かって温めた

「あったかいって幸せだな」

「それ聞いたことある」

ビーが明るく答えた。

成人式の日。元カレに酷いことを言われ
オレの所に訪ねてきた日

冷え切った彼女を温めていた時に言った言葉

「ねぇ、おじさまはビーの赤ちゃんが欲しいの?」

唐突な質問にオレは一瞬固まった

「オレは…」

セックスする都度、頭の片隅になかった訳ではない

ただただ気持ちよくなりたいという欲望のまま

何かあったら責任を取ればイイと身勝手に解決していた

でも、彼女のことを大切に思うなら・・・





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