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銀河巡礼

第2章  二の月




災難に襲われたおもちゃの国で
大きな白猫は彼らのヒーロー

嵐に倒れた人形たちを
ひとり、時にふたりずつ
ひだまりの片隅へと避難をさせた


そして
嵐を起こした張本人に小言をひとつ


──おい、少年
いたずらはほどほどに!



冬のある日のものがたり…






(了)


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