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果実

第1章 モデルの依頼

翌日
明美に話しかけられた
「どうだった」
下着のモデルをした事を言うと
「なんで脱がないのよ」
「無理に決まってるでしょ」
芙紗子は言った。
「わたしなんて先輩のモデルにすらなれないって言うのに」
きっとして芙紗子をにらむ。
「わたしに当たっても」
「先輩がヌードを描きたいって言ってるのに 芙紗子を推薦したのよ」
「ちょっと 何推薦してるのよ あんたどうなの」
「あんたみたいな可愛い女の子じゃ無いと嫌らしいのよ。わたしならすぐ脱ぐのに」
「そんな」
「芙紗子はプロポーションも理想的だしヌードでも何でもすればいいのよ」
明美は肩を落とす。芙紗子は慰める.優一の友達にへそを曲げられたら困る
「まあいいわ 先輩に謝ってきてよ わたしの顔を立てて」
「まったく しょうがないわね」

芙紗子は謝りにいった
「昨日はご免なさい」
「今日は、ヌードでお願いできるかな」
「ヌードですか」
「だめかな」
「・・・」
「大丈夫だよ その代わりしばらく下着でモデルをしてくれないか」
「それでいいなら」
「コンビニのバイトする位だったらこちらの方が楽でしょ」
優一は言った。



芙紗子はこうして優一の家に向かった。
下着姿でモデル台に乗る。
今日も制服姿
優一が準備している間
ブラウスを脱ぎ、スカートを降ろしてかごに入れる
優一の母親がメイドとともにはいってきた
「今日もモデルお疲れさま 芙紗子ちゃんにもお茶を」
「はい かしこまりました」
メイドは3人分紅茶とお菓子を用意する。
「いえいえ」
一緒にお茶を飲む 芙紗子は下着姿のままだ。
「どう モデルはなれた?」
「はい」
「芙紗子さんはいいモデルだよ」
優一も頷いた

「いいのよ 頑張って」
「芙紗子ちゃん お話があるんだけどこのままアルバイトしてくれない?」
「アルバイトですか」
「そう 優一の専属モデルのアルバイト きちんとお給料は払うから」

「他にアルバイトもしてるのですが」
「それを会わせた額位払うわ」
提示された額はそこそこの金額だった。
芙紗子は考えた。いい話かもしれない。家計も助けられる。
頷いた。
「ありがとう 優一も喜ぶわ」
母親はそう言うと出て行った。

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