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レズビアン。始めました。

第3章 運命の出会い

2019年の三月

投稿から二か月程経つと


「あんまりいい人も見つからないし

そもそもあんまり彼女もほしくないや・・」


そう諦めていた由愛に


思わぬ着信メッセージが入ってきた


「はじめまして。ななこです。」


「あ!はじめまして。ななこさん。」


「レズビアンの掲示板を見たものですが、よろしいですか?」


「よろしくお願いします。」


「あの、ももさんはどちらに住まわれているんでしょうか?」


物腰低く丁寧な言葉遣いで


メッセージを送る郁子に好感を持った由愛は


なるべく、自分がレズビアンではないことを


におわせまいと、


最善を尽くした。


お互いの趣味について語ってみたり


お互いの好きなことについて連絡を取っているうちに


単純に友達として遊んでみたいと思うようになった。


それがすべての始まりにはっていったのだ。

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