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意地悪なご主人様の専属メイド

第7章 Love♡7






「口が滑った俺も悪いけど…これ以上は
やめたほうがいい。

身を守るために。」



身を守る…ため?




「じゃあ、俺は医局に仕事残ってるから
また病院に戻る。

何かあったら呼んで。」



塞がれていた口を解放されてもなにも



聞きたい言葉が浮かばず




「あ、あのありがとうございました。」



「ううん。これでも俺は医者だしね。
何かあったら頼ってよ。」



神母坂先生は、わたしの頭を優しくポンッと

触れて


「じゃあね。」


と家から出て行った。




…美月。





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