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意地悪なご主人様の専属メイド

第5章 Love♡5





かすかに、聞こえた。


『胡花ちゃん、しっかりして!』


奏ちゃんの声が。
…だけど。意識が朦朧としていた。息が苦しくて。


『病院についたから。もう、大丈夫だから』


…優しく、しっかりとした奏ちゃんの声は
小さな頃から大好き。


何かあったら連絡することって言われていたのに


連絡できなかった。


奏ちゃんに怒られちゃう……。あやまらなきゃ。
広すぎるんだもん奏ちゃんの家。


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