無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

彩佳side…


｢それは酷い。で、達也さんには？｣

｢言わずに珠理ん家に来た｣


達也は寝言で恵梨香の名を口にしていた。


｢そこは問い詰めても良かったんじゃない？｣

｢そうだけど…その前に珠理に相談したくて｣


ここんとこ、ほぼ毎日
達也と恵梨香のことを珠理に相談している。


｢私、恋愛経験値底辺よ？｣

｢知ってる｣

｢こらッ！！あっさり認めない！！
でも…私の勘だけど、少なくとも達也さんは
恵梨香に気があるとは思えないんだけど｣