無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

これはもう間違いない。

恵梨香は達也を誘っている。

唇を舐める仕草もそうだけど
胸の谷間を露出する服装をしている。

もう恵梨香に何を言っても無駄。

逆にこっちが嫌な想いをするだけ。

だからと言って
達也を責め立てることも出来ない。

まさに八方塞がり。

後は珠理に任せるしかない。


｢ねぇ、達也さんッ。冷蔵庫にあるバナナ
食べてもいいッ？｣

｢好きにしてください｣


その素っ気ない対応もあてにならない。