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僕らの青春は始まったばかり

第4章 父

あれは俺がまだ9歳か、10歳のときだったと思う

夜中の11時頃、俺は弟一緒に、2階の自分の部屋のベッドで寝ていた

すると、トントンと、肩を叩かれた、

「ん、、、とう、、、さん?」

ゆっくりと体を起こすとそこには、父さんがいた

「おかえり、どうしたの、、、?」

「ただいま、下にお菓子やケーキがあるんだけど、食べるか?」

お菓子やケーキ!!

俺はそのとき甘いものに飢えていた
俺は父さんから月に1度、30万円をそのまま渡されていた
「ご飯や、勉強道具などを買いなさい、お釣りは全部あげるあ、創(はじめ)と、一緒に使うんだぞ、」
そう言われて渡されていた

俺は、ご飯などを買ったりした、けれどお金は沢山余った
でも俺は、そのお釣りを貯金しといた
毎月もらえると分かっていても俺は、貯金しなきゃと言う考えがあり、お菓子などはあまり買わないようにしていた

「食べたい!じゃあ、創も起こさないと、」
俺は隣にいる弟を起こそうとした

「待って、創の分は、ないんだ、」
父さんはそう言って俺を無理やり1階に行かそうとした

「ちょ、ちょっと待ってよ、じゃあ、俺、創と お菓子とか半分こするから、、」

「その必要はない、いいから、こっちに来るんだ、」

俺は無理やり父さんに引っ張られて、1階へ降りていった

でも、そこにはケーキやお菓子なんてなかった

「とうさ、、?」

俺が、父さんの方をむくと、無理やり、ソファーにグッと、倒させられた

「なっ、、何っ?!、、」

「いい子だぞ、、、」

父さんは、ゆっくりと、俺のシャツの中から手を入れた

「やっ、、やめっ、、」

それから父さんは俺の胸をもんだ

「ちょっ、何がしたいの、?」

「いいから、これは、健康診断だ、最近よく病気が流行っているから、」

まだ小学生の俺は、すんなりとその言い訳苦しい言葉を信じ込んだ

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