
※私はドMじゃありません!
第2章 round2. ロータープレイ(内)
もう十分に達して、ヘロヘロだというのに、彼のお遊びはとまらない。
私は、しまいには「もうぬがせてぇ…」なんて恥ずかしい言葉すら発していた。
下着の中で動くそれと、彼の手から逃げたいという思いしかなかった。
「ふふ、ほんとに可愛いな。じゃああと1回イったら止めてあげるね」
「やっ、もうむり、もうイけない…っ」
「ううん、イける。」
「やっあっ、あン…っ」
そこをまたぐりぐりと刺激されて、難なく達してしまった。
「はは、がんばったね」
すっとローターが止まって、かわりに深い深いちゅーが降りてくる。
とろとろになりそうな心に、熱い舌が巻きついてくる。
「んっ…ふぁ…」
不意に影が離れて、目をあけると、
「ねぇ座って」
彼がホテルの椅子に座る。その上に座れというご命令だ。
「なんで…」
「いいから。お腹すいたでしょ。お菓子たべよう」
テーブルの上には、さっき私が、彼の視線を受けながらコンビニで買った食べ物たち。
たしかに、お腹は空いている。
このホテルは、簡易的な一人用の椅子が一つしかない。
彼が自分の股の間をぽんぽんとして、私を急かしてくる。
あまり切り替えられていない身体で、大人しく彼の間に座った。
