※私はドMじゃありません!
第3章 round3.バスルームにて
「えっ、やだっ、のぼせちゃう…」
「大丈夫、ちゃんとみててあげるから」
「だめ、やっ、ちょ、んぁっ」
彼の骨張った指が、表面で数回ぬるぬるを楽しんだ後に、私のナカに入ってくる。
ナカは、何かが弾けてしまいそうな危険な感覚がするから苦手だ。
「っ…ふ…んっ」
指が、奥の上の方、イイところをぐっぐっと押してくる。
私の反応を見ながら、的確に弱いところを探り当ててくる。
「ゆうくん、だめ…だめっ」
「うん、大丈夫だから」
(だから、大丈夫ってなんだ!)
「やっだぁ…………んっ」
「…」
彼は、私が喘ぎ出すとあまり喋らなくなる。
ただ私を見つめ、視線で犯してくるからたまらない。
お風呂には、すこしの水音と、私の淫らな声だけが響く。
「だめ…んっあッ」
声がだんだん昂ってきたのをみて、彼の動きが激しくなる。
出し入れするのではなく、絶妙な力加減でナカを刺激するのだ。
あまりにも女を知りすぎている動きに、若干嫉妬心を覚えたりしなくはない。
そんな様々な考えも、快感が全てを埋め尽くしていく。
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