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愛が、メロディにのって

第1章 愛が、メロディにのって

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 からだとあそこが、ビクッビクッとなりまして、からだ中に、電気が走ったようにようになりました。
 頭の中では、まぶしい光が輝きました。
 こわいくらい気持ちよくなりまして、どうしていいかわからなくなりそうなのです。
 望さんが、ほんとに天国につれていってくれたのだわ。
 わたしは、望さんに力いっぱいしがみつきました。
 そして、
 「望さん好き
  望さん好き」
 と、なんどもなんども、叫びました。
 望さんも、わたしを、優しく抱きとめてくれまして、
 「百合さん
  大好き」
 と、なんどもなんども言ってくれました。
 望さんは、わたしを優しく愛してくれていましたが、
 「百合さん
  すこし
  休みましょうか」
 「もう
  終わりでしょうか?」
 「百合さんは
  終わりたくないんですね」
 「はい
  もっともっと
  愛してほしいです」
 「百合さん
  汗がいっぱいです
  拭いてあげますので
  そのあと
  続けましょうね」
 「嬉しい
  望さん
  ほんとに
  優しいんですね」
 望さんは、わたしのあそこの中に、入ってくれているまま、わたしの汗を拭いてくれました。
 そして、枕もとに置いてありました水差しから、わたしに、口移しで水を飲ませてくれました。
 わたしは、いっぱい叫んでいましたので、喉が乾いていたのでしょう、望さんが口移しで飲ませてくれる水がとっても美味しいのです。

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