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(ここまでのあらすじ)

　魔女に【自分では行動を決められない呪い】をかけられてしまったヒカル。
　
　いくつかの選択を乗り越え、モンブラン城の島に辿り着いたが、黒い影の【シャドー】に襲われそうになる。しかし討伐隊のクロードとバットに助けられ、ヒカルはとりあえず二人の住むソルトの町へ行く。
　
　ソルトの町では、宿屋の娘レイナが出迎えてくれた。ヒカルはレイナと行動を共にするが、またシャドーに襲われてしまう。

　しかし途中に寄った中華料理屋で出会った店員ユッキーメに謎のダーツの矢をもらったおかげで、シャドーを倒すことができた。

　気を失ったヒカルは、レイナの宿屋で三日間眠り続けた。
　目を覚ますと、老人に「お主、魔女に呪いをかけられとるじゃろ」と声をかけられる。その老人はモンブラン城から命からがら逃げてきたのだと言う。

　ソルトの町では、カボチャ祭りが開かれていた。謎のダーツの矢をくれたユッキーメを探していたヒカルは、『美少女コンテストに出て選ばれた者はモンブラン城のメイドとしてザッハ伯爵に雇われる』ことを知り、ザッハ伯爵を探す。そこへクロードと合流。

　ザッハ伯爵に会ったヒカルはモンブラン城は危険だと言うことを伝えるが、全く取り合ってもらえない。そしてなぜかクロードの提案で、クロード一人だけでモンブラン城に調査に行くことに。

　そして更に他国からのスパイを疑われたヒカルは、ザッハ伯爵にバトルトーナメントの出場を命じられる。
「クロードがバトルトーナメントの優勝者と勝負して勝ったら、モンブラン城から手を引く。だが負けたら、クロードは一人で調査をし、ヒカルは私のもとでメイドとして働くのだ」と。