
ぼっち─選択はあなたに─
第12章 バトルトーナメント【1回戦】
『え~と次は、10代の女の子、メキユ・ヨミギャクちゃんです! 武器は父親の形見の包丁。彼女の父親はなんとシャドーに殺され、その形見の包丁を持って田舎からソルトの町へ、料理人見習いとしてやって来たそうです! ちょー泣けるぅぅ! みんな、応援してあげてね!』
「メキユ・ヨミギャクだ。みんな強そうだげど、おら負げねーがら!」
メキユ・ヨミギャクはなまり言葉で強気に話す。
見た目は赤ずきんを被り、長い髪をおさげにしている。
レイナ「境遇が私と似てるわ。あとでうちの宿屋に招待しようかしら」
リュージン「じゃあオレもお世話になろうかな」
『そして最後の一人はなんと! 身長180センチのイケメン、アズサさんでえ~す! 武器はユズリノさんと同じ弓です! 細身でスラッとしてて、そしてだるそうな表情をしてるのがまた……スキ!!』
「あ~どうでもいいし」
『きゃ~ん! その冷たい視線たまんなぁい!』
アズサは気だるそうにしながらサイドの髪をかきあげた。耳にはシルバーの丸いリングピアスが2つ揺れている。
ウラユ「あの人どこのホストで働いてるんやろ」
サチ「あら、ウラユ。ああいうのがタイプなの?」
ゲンブ「結婚相手はなんでもいいゆうたやん」
ウラユ「黙れ、ハゲ」
『てことで、挑戦者は以上8名になります! このあとは対戦相手を発表しま~~す!』
「メキユ・ヨミギャクだ。みんな強そうだげど、おら負げねーがら!」
メキユ・ヨミギャクはなまり言葉で強気に話す。
見た目は赤ずきんを被り、長い髪をおさげにしている。
レイナ「境遇が私と似てるわ。あとでうちの宿屋に招待しようかしら」
リュージン「じゃあオレもお世話になろうかな」
『そして最後の一人はなんと! 身長180センチのイケメン、アズサさんでえ~す! 武器はユズリノさんと同じ弓です! 細身でスラッとしてて、そしてだるそうな表情をしてるのがまた……スキ!!』
「あ~どうでもいいし」
『きゃ~ん! その冷たい視線たまんなぁい!』
アズサは気だるそうにしながらサイドの髪をかきあげた。耳にはシルバーの丸いリングピアスが2つ揺れている。
ウラユ「あの人どこのホストで働いてるんやろ」
サチ「あら、ウラユ。ああいうのがタイプなの?」
ゲンブ「結婚相手はなんでもいいゆうたやん」
ウラユ「黙れ、ハゲ」
『てことで、挑戦者は以上8名になります! このあとは対戦相手を発表しま~~す!』
