
ぼっち─選択はあなたに─
第12章 バトルトーナメント【1回戦】
『さあ~いよいよバトル開始です!! 第一回戦は、アズサ対レシピェール!! 勝つのはどっちだ!?
バトル、スタート~~!!』
観客が盛り上がる中、レシピェールとアズサはリングに上がった。
「んふっ、いきなりイケメンとバトルできるなんてアタシってばついてるぅ。ねえ、あとでアタシのお店に来ない? サービスしちゃうわよ」
レシピェールは右手にフライパン、左手に片手鍋を持ちながらクネクネ体を動かす。
「ふぁぁ……どうでもいいし」
アズサは欠伸をしながら、だるそうに弓を構えた。
「アタシの料理はとっても美味しいのよ。アタシにコテンパにやられたあなたの傷を一瞬で回復させてあげるわぁ」
「どうでも……」
その時、レシピェールが鍋とフライパンを持ったまま腕を水平に伸ばすと、フィギア選手のように体を高速回転させた。
「魅惑のローリン♪クッキング☆風そよぐエプロン~!!」
『おっとぉ~!! レシピェール選手、いきなりの必殺技攻撃だあ!! アズサ選手、避けきれるか!?』
高速回転したレシピェールは、土埃をあげながらアズサに向かって突進していく。
さすがのアズサも危機を感じて逃げようとするが、どこまでも高速回転したレシピェールが追いかけてきて、ついに弾き飛ばされてしまった。
「ぐわぁっ!」
『いや~ん、ダーリン!! 死んじゃいや~!!』
ユッキーメの悲痛な叫びが会場に響く。
バトル、スタート~~!!』
観客が盛り上がる中、レシピェールとアズサはリングに上がった。
「んふっ、いきなりイケメンとバトルできるなんてアタシってばついてるぅ。ねえ、あとでアタシのお店に来ない? サービスしちゃうわよ」
レシピェールは右手にフライパン、左手に片手鍋を持ちながらクネクネ体を動かす。
「ふぁぁ……どうでもいいし」
アズサは欠伸をしながら、だるそうに弓を構えた。
「アタシの料理はとっても美味しいのよ。アタシにコテンパにやられたあなたの傷を一瞬で回復させてあげるわぁ」
「どうでも……」
その時、レシピェールが鍋とフライパンを持ったまま腕を水平に伸ばすと、フィギア選手のように体を高速回転させた。
「魅惑のローリン♪クッキング☆風そよぐエプロン~!!」
『おっとぉ~!! レシピェール選手、いきなりの必殺技攻撃だあ!! アズサ選手、避けきれるか!?』
高速回転したレシピェールは、土埃をあげながらアズサに向かって突進していく。
さすがのアズサも危機を感じて逃げようとするが、どこまでも高速回転したレシピェールが追いかけてきて、ついに弾き飛ばされてしまった。
「ぐわぁっ!」
『いや~ん、ダーリン!! 死んじゃいや~!!』
ユッキーメの悲痛な叫びが会場に響く。
