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ご褒美はキスで〜妖精お嬢様と執事達の禁断の日々っ♡〜

第5章 敵さん来襲っ💖監禁調教のハジマリ…

その日。お屋敷では、皆さんバタバタされているようでした。

「咲夜〜こっちは大丈夫かー?」

「はっはいぃ。多分…」

「ったく。多分じゃダメなんだよ」

皇さんがぶつぶつ。

「あっあのっ。何か…あったのですか?」

思い切って聞いてみました。すると、二人とも困った顔をなさったのです。

「だっ大丈夫ですっ!お嬢様には俺たちが付いていますからっ!」

ギュ。皇さんがあたしの手を握って言いました。

「そっそうですよ〜べっ別に敵さん来襲なんて事…あっ」

咲夜さんがハッとしたのと、皇さんが

「このバカっ!」

叫んだのは、殆ど同じでした。

「ほえ?敵さん来襲?何ですか?それ…」

あたしの顔は、きっとキョトンとしていたに違いありません。

「なっなんでもありませんっ!すっすいませんっ!お嬢様っ!」

と、そこに久遠がやって来ました。

「バレてしまいましたか…。実は今まで隠しておりましたが、お嬢様を狙う敵は沢山おりまして。我々は彼らからお嬢様をお守りしていたのですよ」

ほえ。

「そっそうだったんですかあ?」

「ですが今回の敵は中々手強くて…。あ、もちろん我々は、全力でお嬢様をお守り致しますのでご安心くださいませ、お嬢様」

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