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妄想小説

第6章 家庭訪問で元彼と


「ママ〜ただいま〜!」


『翔ちゃんおかえり!学校楽しかった?』


「うん!」


息子の翔はこの春から小学校にあがったばかり。


毎日元気よく学校に通う息子を出迎えるのが、主婦の奈々にとって毎日の楽しみだった。


『今日は家庭訪問で先生がいらっしゃるからね。翔ちゃんはお部屋で静かにお勉強しててね』


「わかったぁ」


今日は初めての家庭訪問で、朝から家中を綺麗に掃除していた。


二階の自分の部屋へ上がっていく翔を見送った時、インターホンが鳴った。


『はーい』


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