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放課後は、ヒミツの待ち合わせ。(R18)

第1章 秘密の放課後

「あ……っん……」


「声、我慢しなくていいよ」


「いやぁ……そこは……っ、んぅ」


「……気持ちい?」


卑猥な音。

乱れた呼吸。


教室に響くのは、あたしのものじゃないような、いやらしい声。



「うなずくだけじゃわかんない。どうして欲しいの?」

「……っ」


……澄くんはいじわるだ。


乱れるあたしと、少し余裕のある彼の瞳がぶつかる。

さらりと揺れるベージュの前髪。


そこから覗く薄茶色の瞳に見惚れる余裕さえ、もうない。



「……っ、挿れてぇ……」



甘い掠れ声。


涙まじりの懇願。


それは、自ら羞恥と興奮を強めていく。



「……いい子」


ひとつになった瞬間、歪む表情。


全部。


ーーあたしだけのものになればいいのに。




≪放課後は、ヒミツの待ち合わせ。≫

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