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下着訪問販売

第2章 顧客調査

恭子は日中、大型のスーパーへ買い物に出かけた。

品の良さそうな女性が主流のスーパーだ!この時間に買い物をしているお客は、基本専業主婦だろう。

恭子は買い物をするふりをしながら、お客に目を配る。

美人は多い。「誰にしようか。」恭子は、心の中で呟きながら歩いていると、スラッと背が高い細身の美人が目に止まった。顔は申し分ない。胸も細身のわりに大きい。D~Eくらいだろうか。

「あの人良いわね。あの人にしよう!」

と呟きさりげなく後を着ける。

レジで会計を済ませると、その女性は通りを歩いて移動する。恭子が後ろを歩いていることは当然彼女は気付かない。

5分くらい歩くと一軒の家の門から家に入るのが分かった。

ここが彼女の家らしい。表札には斎藤と書いてある。

「斎藤さんね!」

家を突き止めると、今日の下調べはこれでおしまい。午後からお宅訪問が入っているので、一度事務所に戻ってシャワーを浴びないと……。

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