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第6章 本番

いよいよ金曜日がきた。

出社した恭子は、「いつもの事なのに、この日だけは緊張するわね!」と独り言を言いながら社長室へ向かう。

社長室に着くとノックをした。中から

「どうぞ~。」

と社長の声がする。恭子は、

「失礼します!」と言ってドアを開けると中に入る。社長は、恭子が作った今日のスケジュール表を見ており、

「俺は、10時に出れば良いんだな?」

と確認をする。恭子は、

「はい!お願いします!」

と言う。社長は、恭子に近付き、

「君はこれからシャワーか?」

と言って、恭子の後ろに回ると髪を撫でたあとブラウスのボタンを上から3つ目まで外し、鎖骨の辺りから右手を胸に滑らせた。そして、そのままブラの中へ滑り込ませ、胸を揉んだ。胸を揉みながら、

「君は何時ごろ出る予定だ?」

と聞かれ、恭子は、

「社長!スケジュール表に書いてありますよ!私と、浅井君は11時にここを出ます。」

と答えた。社長は、

「頑張ってくれよ!」

と言いながら、左手で恭子の左太ももからアソコまでを撫でる。

恭子は、

「うぅん…………、頑張ります!そろそろシャワー浴びに行かないと……。社長も出る支度を……。お客様もそろそろ来る頃ですし……。」

「そうだな!準備しよう!」

と社長は、言い、恭子を抱き抱えていた手を離した。恭子は、胸のボタンを一つだけとめると、失礼します!と言って社長室を後にした。

社長室を出て通路を歩いていると、社長秘書の松本ゆりとすれ違った。小太りの中年男性を連れている!恭子は、立ち止まって、

「いつもお世話になっております。」

と丁寧に頭を下げた。小太りの男性も、

「こちらこそお世話になります。」

と答えて、社長室へ向かった。

恭子は、「あの人ね!お客さんは……。」

とつぶやき、シャワールームへ向かった。






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