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もう一度、君に会えたら

第1章 再会

そのうち僕も高校を卒業した。
大学へは電車で通学。

痴漢にまちがわれないよう、右手はつり革に、左手は右肩に乗せて。
お気にいりの曲を聞きながら、電車に揺られる。
講義が終わると、近くのコンビニでアルバイト。
そして、家に帰る。

いつもいつも、その繰りかえし。

そんななかで、センパイと再会した。

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