スノストによる友情短編
第5章 BeautifulDay〜スノver.〜
こーじは、別室に用意してくれた病室にラウールを連れて寝かせに行った。
それを見るとまだ子供なんだなって思う。
先生が来て、、
「阿部さーん、ここどこかわかりますか?」
阿部「びょー、いん、、」
「そうです。ここは病院です。この人たちのことわかりますか?」
阿部ちゃんは一人ずつ顔を見ていったけど、横に首を振った。
「、、皆さん、、驚かずに聞いてください。阿部さんは記憶喪失になってます。おそらく、皆さんの顔や名前、自分がどう言う職業で何をしてたかもわからない状態になってます。」
深澤「、、後遺症が、、記憶喪失ってことですか、?」
「そうですね。これが一時的かわからないんですけど、、検査してみますね」
岩本「はい。よろしくお願いします。」
「今は、思い出せる方法としてはたくさん話しかけて、皆さんが阿部さんにとってどういう存在だったか何をしているのか教えてあげてください。」
俺は、頭が真っ白になった。
そして、めまいがした。それを支えてくれたのが翔太。
渡辺「佐久間っ、大丈夫か?」
佐久間「ごめんっ、翔太。」
渡辺「とりあえずお前は座っとけ。」
翔太は慰めてくれた。それからもずっとそばにいてくれた。