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「お！いたいた――――いきなりで悪いが！王族植物園の手入れを頼む！

どこぞの王族様かしらぬが、１ヶ所ごっそり花壇を踏み荒らしたらしく！見映えが悪いんだとよ！――――君、新しい弟子見習いの子だろ？先輩方が馬車で待ってる！急げ！」


そう言うと、王族植物園の看守だという兵士が私の腕を掴み裏口に止めてあった馬車に私を放り投げた！



「――――見ない顔だが…ザジの…同郷のものか？新入りなのに災難だな」


馬車に乗っていた数人の先輩弟子が私を見てため息をついた。


「――――眼帯…流行り病で、目をやられたのか？ザジの故郷は被害が一番ひどかったと聞くからな…女の子で片目だと…苦労も多かっただろ？」