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雷鳴の夜

第35章 始まる

帰り支度をし軽く抱き寄せキスをする

「また来るね」

「…うん」

なんでそんな困ったような顔?

「雷がなりそうな日は絶対来るから心配しないで」

「無理…しなくていいよ…」

少しでも安心して欲しくて…

笑って欲しくて…

「無理じゃねぇし絶対来るから
俺、雷がなりそうなのわかるんだよね」

強引な約束をする

「…うん」

もう一度抱き寄せ深いキスをし玄関を出た

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