テキストサイズ

雷鳴の夜

第36章 元彼

「最初に翔は簡単に攻略出来ないっていっただろ?
諦めるなら早いうちにしてくれよ」

「諦めねぇよ!」

「フッ…そうか…じゃあ教えてやるよ」

何をだよと半分不貞腐れた顔をしてた

「まぁそう拗ねるな
俺の知る限りでは彼氏がいた事は無いぞ」

「まじで⁉」

「あぁ…マジだ…まぁ中学までは確実に無い
高校や大学でも聞いた事ねぇわ」

ちょっと安心しつつもあの顔だ

全くいないわけ無いだろう?

第一いくら仲が良くても

叔父さんに話すとは限らないだろうし…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ