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雷鳴の夜

第38章 アイス

「ん…こっちのイチゴも美味しそう」

唇にチュッとキスをすれば紅くなって下を向く

「ナッツ…溶けますよ」

「ん…食べさせて」

仕方ないなぁって顔で

スプーンに掬い俺の口に

最後の一口を食べそのまま翔ちゃんの口に

キスをしてアイスを食べさせる

戸惑いながらもアイスをこくんと飲み込んでくれた

「翔ちゃん…いい?」

「…だめ…」

こんなにいい雰囲気なのに?

翔ちゃん…ほんとはあまりしたくないのかなぁ

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