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雷鳴の夜

第21章 仏様

「まーくん…私生きてていいのかな…」

手を休めずに小さな声…

「いいに決まってるだろ!」

おもわず大きな声を出したら

ビクッと翔の肩が揺れる

「ごめん…怒った訳じゃないから
翔…なんでそんな事思った?」

「私も…あの日死ぬはずだったから…」

手を止め呟く

死ぬはず?どういうことだ?

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