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雷鳴の夜

第23章 出会い

いつもの愛想笑いかと思ったが…

会話も弾んでるみたいだ

嬉しい事だが…

俺にだけ懐いていたのが

離れていくようで寂しい

やはり男の俺では駄目なのか…

そりゃそろそろ年頃の女の子だ

実の親父だって鬱陶しくなる年なのに

叔父の俺なんて更に言えない事もあるだろう

思考がどんどんネガティブになっていく

「あの…できました、いかがですか?」

かなり短くなったが纏める必要もない

手入れもしやすそうな髪型

短いけど女の子らしさもあり可愛らしい仕上がり

代金はいいと言うが

お礼にと細やかだがお金を払う

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