エッチな女子達の事情
第6章 エッチな女子達の旅行③(栗花落チョコ×西園寺禰豆子)
女将さんに託された浴室を、私達は綺麗にしていた。
「ふう。こんなものか」
長い間、手入れされていない大浴場は、まさに地獄絵図だった。
ほぼ物置化した浴槽には、垢やカビがありとあらゆるところにこびりついており、これを二人でやるのかと言うほどのレベルだ。
あれから女将さんに告げられたのは大浴場の掃除、食事の配膳だった。
しかも6時には『老人会』の団体が来るからそれぐらいには風呂に入れるようにと言う条件付きだった。
「よいしょっと」
床に洗剤をばら撒くと、そこをゴシゴシとブラシで磨く。
こびりついた垢や、カビが落ち、綺麗な床が顔を出した。
「やっとか……」
一生懸命掃除する私とは違い、チョコは少し離れた場所で、ブラシの持ち手に手のひらを乗せ、その上に顎を置きながら何かを話していた。
「こんなクソデケェ風呂を6時までに綺麗にしろとか無茶ぶりだろ。」
「ふう。こんなものか」
長い間、手入れされていない大浴場は、まさに地獄絵図だった。
ほぼ物置化した浴槽には、垢やカビがありとあらゆるところにこびりついており、これを二人でやるのかと言うほどのレベルだ。
あれから女将さんに告げられたのは大浴場の掃除、食事の配膳だった。
しかも6時には『老人会』の団体が来るからそれぐらいには風呂に入れるようにと言う条件付きだった。
「よいしょっと」
床に洗剤をばら撒くと、そこをゴシゴシとブラシで磨く。
こびりついた垢や、カビが落ち、綺麗な床が顔を出した。
「やっとか……」
一生懸命掃除する私とは違い、チョコは少し離れた場所で、ブラシの持ち手に手のひらを乗せ、その上に顎を置きながら何かを話していた。
「こんなクソデケェ風呂を6時までに綺麗にしろとか無茶ぶりだろ。」