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o「翔くん！俺はふざけてなんか無いよ
真剣にプロポーズしてるの！」

俺の言葉にやっと頭がついてきたみたい

s「智くん…その話は…もう…決めたじゃない」

うん…あの時はね…悔しいけど納得した

結婚なんてして無くても

翔くんが側にいてくれればそれでいいって

でも…それって翔くんの

ほんとの気持ちじゃないでしょ？

だからもう俺は我慢なんてしてやらない

o「あの時はね…でも結婚するって決めたから
翔くんが断る選択は無いの
翔くんが周りのこと気にして
出来ないなんて言うなら
俺が今から翔くんかっさらってく」

びっくり目になってぽろりと一粒溢れた雫

s「智くん…だって…なんで…駄目だよ…」

o「駄目じゃない！俺は本気だよ！
それでも翔くんが結婚断るなら
俺はもう一人で誰も知られない場所に行く！」