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酔い醒めた後

第25章 伝わる

s「でも相葉ちゃんは?
なんか感じてるみたいだよ
これ以上俺達の事で悩んで欲しくないけど
正直に言うのは…まだ怖い」

o「うん…俺も気になってた
なんか聞きたそうな視線だよね
でも俺達が好き合ってるって事には
気がついてないと思うよ」

s「じゃあ何を気にしてるんだろ?」

o「この前お祝いしてからだよね?
翔くん相葉ちゃんに何か言った?」

s「う〜ん…あっ!
みんなのこと頼むねって」

o「まじか〜!
俺もおんなじような事言っちゃった…」

s「俺あの時辞める気だったから…」

o「俺も…辞める気だった」

s「えっ?なんで?」

o「俺も翔くんに告白して
ふられる覚悟してたから…」

s「フフッ俺達同じ事考えてたんだね」

o「ククッそうだな…
性格も趣味も真逆なのにな」

二人でなんでだろうねって笑い合って

それだけお互いを必要としてるんだってわかった

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