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酔い醒めた後

第44章 車内

o「さっきありがとね…
咄嗟な事なのに俺の代わりに
言い訳考えてくれて」

s「あぁ…咄嗟ではないかな…」

o「へっ?いつから考えてたの?」

s「朝…あなたの傷跡に気が付いて…
これ他の人に見つかったからやばいなって…」

o「そうだったんだ…ありがとね
俺…全然忘れてたから一瞬真っ白になった」

s「ふふっ…咄嗟に俺の顔を見るんだもん」

o「だって…ほんと焦ってたんだって」

s「…ごめんね…俺のせいで…」

o「翔くんは悪くないから謝るな
それにこれは翔くんと一つになれた証だろ」

頬に手を添えられ優しく微笑まられる

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