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酔い醒めた後

第59章 おはよう

さっとお風呂に入り出てきたら

誰か起きてるかと思ったけど…

みんなまだ寝てるのね…

じゃあ…取り敢えずコーヒーならいれれるか

カップの上にドリップパックを乗せて

お湯を注いだらいい薫りが漂う

その匂いに誘われたのか

ニノがモゾモゾと動き出したから

もう一つカップの上にセットする

n「おはよ、翔さん早いね」

s「おはよニノ、俺もさっき起きたとこ
コーヒー飲む?それともお風呂、先にする?」

n「ぶっ…なんかその言い方…」

s「へっ?なんか変?」

n「いや…変では無いけどね…
なんかさぁ…お泊りした
次の日の彼女みたいだなってさ」

s「えっ…はっ?なんで?しかも彼女?」

n「ククッ…翔さんなに焦ってんのよ」

s「あっ…焦ってねぇし…で?どうすんの?」

n「ククッ…すぐに出てくるから
コーヒーいれておいてよ
ハニー」

s「もうっ…冷めないうちに出てきてよ
ダーリン」

ニノがふざけて返事するから

俺も何時ものお巫山戯で返事を返す

n「わかってるよハニー」

ケラケラと笑いながら浴室へ行った

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