テキストサイズ

アブノーマルな恋愛しませんか?

第4章 ホテルで



「ここに座って」

彼はテレビが置かれた机の椅子の向きを変え私をそこに座らせた。

そして私の足首を持ち

「M字開脚して、両手で広げて見せてよ」

と言いながら私の足を椅子の上に持ち上げた。

「えっ!無理!」

自分でなんてハードルが高すぎる。

受け身だったからこそ流されてしまったと自分に言い訳ができていたのに…

「ふーん。このままでいいんだ」

と彼は冷たい声を落とし私から離れ冷蔵庫からビールを取り出しベッドに座り飲み始めた。

そんな…

寸止めからの放置に私の身体は異常に快楽を求め

石田君のこういう対応に興奮している自分は確かにいて

「どうするの?」

ビールを飲みながら意地悪く口角を上げて妖艶に笑う石田君に従順に従うように

私は眼鏡を外し、足を広げ顔を背け両手で溝を広げた。

「杉下さん。どうして欲しい?」

石田君はゆっくり立ち上がりビールを置いて私の目の前に立った。

見上げた先にいる石田君の顔は会社で噂のわんこなんじゃなくて、まるで獲物を捕らえた狼のようで全身がゾクリと震え

「石田君が欲しいです」

私の精一杯を伝えた。

「ふーん」

納得できないような彼の返事に間違えた?って不安になっていると石田君は徐に大きくなったモノを取り出し私の口元に押し付けた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ