ペットを飼い始めました
第14章 ペットは策略家 ベルside
たしかに
遠慮がちに手首から肘の間に頭乗せられると
痛いんだよなぁなんて思いながら
りさちゃんの二の腕に頭を移動させた
するとりさちゃんは
俺の方を向き
ふふっと軽く微笑んでから
俺の頭を撫ではじめた。
腕枕ってこんな、ドキドキするの?
俺のご主人様
無意識にえっちぃって!!!!
いろんな事を考えていた。
いつの間にかに
りさちゃんの手は止まっていて
スースーと規則正しい寝息が聞こえだした
りさちゃんの寝顔は何回かみているけど
こんなに近くで見るのははじめてだ
少し動いただけで
俺とりさちゃんの唇はくっつきそうだ
近すぎる!!!と改めてドキドキしてきた
あぁ、キスしちゃおうかなとか思うけど
間違ってりさちゃん起きちゃったら?
俺嫌われる?
追い出される?なんて不安しかないから
やめとこ。