ペットを飼い始めました
第6章 はじめまして
意地悪な顔で笑ってから
『そんなの聞かれたら困っちゃうでしょ?
さっきの話からすると
お喋りがしたかったってことでいいのかな?』
そのベルくんの言葉に真っ赤な顔で頷くと
『もう、顔赤くしちゃって可愛いなぁ〜』と言いながら頭を撫でてきた
その行動に対しても驚きで固まってしまう。
『カウンセリングはもう終わりだけど
時間の確認してなかった、2時間で良いんだよね?』
「そうです、長いですか?」と質問返しすると
『全然長くないよ!もっと長くても俺は良いけど
りささんは初めてだからちょうど良いと思う!』
その言葉にほっとしていると
ベルくんは思い出したかのように
『お金だけ先にもらう決まりになってるから
もらっても良いかな?』と言った。