ペットを飼い始めました
第29章 不穏な空気
沈黙を破ったのはベルだった
『とりあえず弁護士にお願いして
この掲示板は消してもらおう。
あとは書いた人の特定もしてもらおう。』
弁護士の知り合いはいる?と続けた
「でも...ベルの知ってる人の可能性があるんだよ?」
『そうだとしても、これは犯罪だよ
りさちゃんが危険な目にあってるんだよ
それを目を瞑るなんてできない。』
「ありがとう...
弁護士さんはもえの知り合いがいる。
本当にいいの?」
『うん。いいよ。
ただ、この件が落ち着くまでバイトはやめない
落ち着いたらやめる。
田中さんの監視は俺がする。』
1人で不安だったよね?ごめんね?と
ベルは優しく抱きしめてくれた