ペットを飼い始めました
第34章 ♡ のんびりとした時間
「りさちゃーん、食器洗いし難いな〜?」
『...やだぁ離れないの』
「可愛いから我慢しよう」
そう、りさちゃんは家にいる間ほとんどの時間
ひっつき虫になっていた
まぁこれは...
裁判が終わって、朝帰りした日のことを
オブラートに包みながら正直に話してからだ
不安だったり、嫌だったんだろうね
まぁ俺はひっつき虫のりさちゃん嬉しいんだけどさ?
「はーい、食器洗い終わったしお風呂入ろうか?」
『うん。お風呂いこう〜』
あれからずーっとお風呂も一緒に入っている
お互いに体と頭を洗い、湯船につかる
「ねぇ、りさちゃん寒くない?」
『寒くないよ〜、ベルあったかいもん!』
ほんとに〜?といいながら
お湯に浸かっていないりさちゃんの肩や背中にお湯をかけてあげた。