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女性警察官

第6章 給湯室

身支度を整えながら、最後にもう一つだけお話します。と言って、さなえは話始めた。

「あの人、公園のトイレで、私を脅して痴漢したって、私の話に合わせてくれましたよね!あれは、彼が合意じゃなく自分が脅してやったと言ってくれたら、ほとぼりがさめた後、やらせてあげると私が取り引きを持ち掛けたんです。子供に見られて騒ぎになったときに……。そうじゃないと、私は警察官でいられなくなると思ったから……。」

渡辺は、

「そういうことだったんだ!で、あの男とはしたの?」

と聞かれ、さなえは、

「はい!不起訴になった後、真っ先に私のところに来たって言っていました。ずっと、私とすることしか頭になかったみたいです!私としては、目的が達せられず結局処分を受け、合意の痴漢だったということも路程しましたが、彼もギリギリまで自分が脅してやったと言い張ってくれましたし、御褒美のつもりで彼の要求を呑みました。色々と要求されて、もう大変でしたよ!」

と言って、さなえは笑った。

渡辺は食い入るように話を聞いていて、何をされたか具体的に話してほしかったが、時計を見るともう会議の時間まで5分しかない。察したさなえは、

「先に行って下さい。ありがとうございました!良かったですよ!とっても!」

可愛い笑顔でさなえは先に行くよう促した。

「あなたもね!」

渡辺は、ズボンを穿いたさなえのお尻の割れ目をサッとなぞった。

さなえは、

「キャッ!時間が足りなかったかしら?まだいけそうですね!」

と言って、笑った。渡辺は、

「ごめん、お先に!」

と言って、給湯室を出ていった。

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