テキストサイズ

不埒に淫らで背徳な恋

第12章 【エピローグ】





もう答えられない……気力ない。
ずっとイってるの。
嗚呼……またくる。
私の中、めちゃくちゃ広げてくるじゃん。




ずっと太くて固い。
もう限界……早くイってよ。
壊れちゃう。
気が遠のく……………




横に体位が変わり、片脚が広がる。
奥まで突き上げ絶頂を繰り返す。




「瑠香さん……言ってくれなきゃ中に出ちゃいます…っ」




どんどんピストンが激しくなって失神寸前だ。
頷くだけで精一杯。




「嗚呼……出るっ!出ちゃいます瑠香さん…!」




また奥から別の絶頂が駆け巡る。




「……して」




「瑠香さん…っ」




「中に出して…!」




「瑠香っ……出るっ!」




奥深く咥え込んだ先から温かい体液が膣いっぱいに広がっていくのを感じた後、意識は途絶えた。










ゆさゆさと揺さぶられている感覚で瞼が開く。




ぼやけてた視界が徐々にピントが合わさって正気を戻したけど。
揺さぶられているわけではなく、これはまだイかされてる途中の震えだということに気が付いた。




身体は未だにベットの上で何も纏っていない。
開いた股の間には頭が見える。
震える指先で髪に触れたら気付いた舌が下部から離れた。




意識を失っていても痙攣してるなんて……
絶頂で目を覚ましたの…?




あれからさほど時間は経っていない。




「ごめんなさい……失神させちゃって」




その場で正座して謝罪する彼を見上げてる。
え、失神してたんだ…私。




「でも、今……」




「失神してても綺麗で……ムラッときて」




な、なんじゃそりゃ。
あっ!そういえば…!!




ガバッと起きて確認する。
中で……出されたよね?
一度拭いてくれたみたい。
それなのにもうこんなに濡れてる。
胸の突起もこんなに固くされて……




隠していた両手を退けたら半勃ち状態。
すぐにまた隠す。




「寝込み襲うなんて大胆なことするんだね…?」




「ごめんなさい」




「気持ち良過ぎて意識戻るとか、マジ有り得ないんだけど…?」








ストーリーメニュー

TOPTOPへ