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不埒に淫らで背徳な恋

第12章 【エピローグ】





夫婦の寝室とは別で寝かせているがたまに泣いて起きちゃう時があって私だけが娘の部屋に行く夜もあった。
その事を懸念しているのだろう。
中断させられた事……あったもんね、何度か。




かなり拗ねてたもんなぁ……両方の相手だとさすがに疲れる。
あれを再び…となるのは私も避けたい。




舌が深く吸い付いてきた。
スイッチ入っちゃった証拠だね。
今夜は快くんに着てほしいと言われてたナイトウェア。
キャミワンピースにセットアップのガウンカーディガン。




「待って……ベットで脱がせてよ」




「うん」




私がベットまで手を引いて先に腰を降ろす。
見上げる瞳はもう待てない様子。
そんなにがっつかないで…?逃げないから。
こんな顔見せられたらもっと焦らしたくなる。




覆い被さってきてカーディガンを脱がせてきた。
はだけた肩に唇が這う。
そのまま耳たぶを甘噛みされて抱き寄せた。




「やっぱり似合ってる……」




「すぐ脱がせるくせに……」




見つめ合うと悪戯っぽく笑ってきた。
そして固くなったとこグリグリ押し当ててきて小声でこう言うの。




「だって僕だけの特権でしょ?」




ヤバ……痺れるね、その言い方。
独占欲にまみれた眼差しがゾクゾクして大胆にさせていく。




互いに脱がし合って舌を絡ませる。
今夜は快くんが主導権を握りたいみたい。
たまにはされるがまま…も良いかも知れないね。




たっぷりイかせてもらおうかな。




「お尻浮かせて…?」




えっと……うつ伏せにされて背中に舌を這わせた後のセリフ。
バックで挿れられるのかな?と思いきやいきなりアナルを舐めてきた。




「ひゃっ…!そこは……」




ダメ…と言おうとしたら背中を押されもっと突き出すようにとの合図だった。
すかさず前も指で愛撫され身体は跳ね上がるほど快楽を得ている。
愛液が溢れ出し内ももに垂れていくのもわかってしまう。




今にも大きな声が漏れてしまいそうで手の甲を口に押し当てていた。




「あっ……いやっ……んん」




舌が前の方にきた。
快くんも興奮してるのがわかる。
指も一番感じるところを強く弄り力強い舌先が高みへと誘う。
凄く早い……ダメ、一気にイっちゃう。








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