テキストサイズ

ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第86章 夏旅

-ひなのside-




そんなこんなで季節は進み、わたしは大学2年生に。




夏樹「なぁ、あのさ。夏休み、3人でどっか行きたくね?旅行とか。」




講義終わり、いつものように図書館で勉強していると、ふと思いついたように夏樹が言う。




七海「いいね、行こう。ひなのも今年は遊びに行けそうだし。」



「うん!わたし2人と旅行行きたい!!どこ行く!?」



夏樹「どこがいいか、うーん…」



七海「ひなのはどこか行きたいところあったりしない?どこでも行けるとすれば、ひなのはどこ行きたい?」



「どこでもいいとしたら…、わたし海に行きたいかな!」



夏樹「あ、海いいな!大学生の夏休みって感じするし!」



七海「うん、じゃあ海にしよう!いつ行こうか?」



夏樹「再再試を考えるとお盆以降。」



「夏樹、なんで再再試まで受ける前提なの?笑」



七海「まぁ、夏樹は引っかかるでしょ。笑」



夏樹「はぁ??傑に言われるとなんか嫌なんだけど。」



「もう、2人とも喧嘩はダメだよ!」



七海「喧嘩じゃないない笑。そしたら、8月下旬か9月入ってから行くとして、ひなのって連泊大丈夫?1泊だけの方がいい?」



「あ、どうだろう…。そもそも友達と旅行とか初めてだから、五条先生と藤堂先生に相談しないといけないかも…。」



夏樹「その2人に相談はマストだな。」



七海「じゃあ、まずはひなのに確認してもらって、それからプラン立てようか。」



「うん。わたし先生たちに聞いとくね!」




ということで、五条先生と藤堂先生にさっそく聞いてみたところ、体調さえ問題なければ行ってもいいとOKをもらい、


ストーリーメニュー

TOPTOPへ