ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第87章 帰るまでが遠足
_____翌日
夏樹「渋滞長そうだな。」
七海「この時間だから仕方ないね。これ抜けたらすぐなんだけど、なかなか時間かかりそうかなー…。」
楽しかった旅行も終わろうとする帰り道。
金曜日の夜とあってか、高速で渋滞に巻き込まれた。
七海「ひなのごめん。休憩出来るのもうちょっと先になりそう。疲れてない?」
「ううん、わたしは大丈夫。」
だって、後ろの席でのんびり座ってるだけだから。
運転してくれてる傑や夏樹の方が疲れてないか心配。
七海「寝てても良いからね。着いたら起こすし。」
夏樹「お、そうか。んじゃ、おやすみ。」
七海「夏樹に言ってない。」
夏樹「ははっ、冗談冗談。」
七海「まぁ、寝たかったら寝てくれて良いんだけど。」
夏樹「こんな渋滞の中ドライバー残して寝れるかよ。それにしても混んでるな〜。お菓子でも食べるか。ひなのも食う?」
「あ、うん食べる!」
と、行きに買ってあったお菓子を食べたりして、渋滞の帰り道でも楽しく過ごしてる。