ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第89章 お仕置きの後は…
五条先生が帰ってくるのは8時過ぎ。
朝ごはんは一緒に食べることにしてるから、朝からシャワーを浴びて、いつもより念入りなスキンケア。
それが終われば、数日前から決めていた服に着替える。
下着はもちろん、1番綺麗でお気に入りなものを。
こういう日は、なぜだかとても下着にこだわりたくなる。
見られるわけでもないのに、本当にどうしてだろう。
はぁ、女の子って不思議よね〜。
でも、楽しいよね。ふふっ。
と、鏡の自分に話しかけちゃったりして、とにかくご機嫌なわたし。
それから、メイクも髪も、いつもより丁寧に丁寧に…
そうして、2時間ほぼ丸々使い、時計を見れば7時55分。
そろそろ五条先生が帰って来るなと、バッグの中身もばっちり用意してリビングのソファーに座った。
すると、
ピロリン♪
とLIME通知が。
あっ!五条先生、お仕事終わったかな??
とLIMEを開くと、
"悪い、緊急オペになった"
え…?
オ…ペ……?
メッセージを見て途端に固まっていると、すぐに通話がかかってきた。