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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第91章 ひなのウイルス



「…はぁ、しっかりしなきゃ。」




いかに五条先生に甘えてきたか、五条先生が甘えさせてくれてたか、そんなことを今思ってても仕方がない。



頭使って考えないと。



気を取り直すように、頬を両手でパチパチ叩いて気合を入れて、




「えっと、まずタオルは…」




…そもそも今の時期って、普通の水が氷みたいに冷たいんだからそれで大丈夫か。

それにおでこ熱いのに、氷水だと冷た過ぎるよね。

というか、もうどっちでもいいから早く冷やしてあげないと!



と、まずは水道水で濡らして絞ったタオルを五条先生のおでこに乗せてあげた。


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