ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第94章 First kissと…
「んぁぁ……んぅ…ハァ……んぁ…っ」
「ひな?もう1回、今度はこのまま中でイこうか…」
そう言って、スピードも位置も正確に、わたしの弱いところをクチュクチュ、クチュクチュ攻めてくる。
そして、さっきよりもずっとずっと大きな波が押し寄せてきて、もう一度、五条先生の肩にしがみついたけど、
「んんぅ……んっ…」
こ、怖い…
この喉が締めつけられるような、気持ちいいがくうぅぅーと上がってくる感じ。
そういえば、イクのっていつぶりだったっけ。
最後に治療をしたのは…、あれはまだ高校生の時。
さっきはとにかく恥ずかしくて、なんだかいろいろと必死になってる間にイっちゃったけど、それでもイった後に意識はあったし、ここまで込み上げてくる感じもなかった。
このままイったら、わたし、意識飛んじゃう気がする…。
「ご、五条先生……わたしやっぱり…」
怖い。
そう言おうと思ったら、
「大丈夫。俺がいるから怖くない。」
って、わたしの外にある手の方で腕枕をするようにして、身体が密着するように抱きしめてくれた。