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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第101章 ぶり返す古傷

-工藤side-




〜外科医局〜




宇髄「やるな、工藤。」



「いえいえ。ゼリーかアイスなら食べるかもって、買って来てくれたのは五条先生です。俺は、ただそれをひなちゃんに。」



五条「でも、俺が行っても絶対食べなかったと思うので、工藤先生のおかげです。ありがとうございます。」




そう言って五条先生は謙遜するが、さすが五条先生で。

実は、ひなちゃんの部屋に行く前、




五条「工藤先生!」



「おぅ!五条先生、お疲れ様。」



五条「お疲れ様です。今からひなのとこですか?」



「あぁ、ちょうど行くところ。五条先生も来る?」



五条「いえ、俺が行っても無駄なので…。でも、ひとつお願いがありまして。」



「ん?」



五条「これ、ひなに持って行ってもらえませんか?」




そう言って渡されたのが、ゼリーとアイス。


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