ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第105章 性活指導
んん…
身体は寝てるけど、脳が先に起きかける。
感覚的にはまだ朝も早い感じ。
アラームが鳴るまで寝よう…
と、少し布団を掛け直すようにモゾモゾすると、昨日寝る時にいなかったはずの五条先生が隣にいることに気づく。
五条先生、夜中に帰って来たんだな。
全然気づかなかったや。
…ふふ、五条先生がいるのうれしっ。
まだ目も開かないぼーっとする意識の中、五条先生にすり寄って、そっと体に腕を回してみる。
すると、
ん?なにこれ?
手に何か硬いものが当たった。