ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第107章 初めての…
………はぁ、やばい。
ダメだ、かわいい…。
マジで可愛すぎる…。
いつも果てると、そのまま眠りについてしまうひな。
自分でそれをわかってて、でも、今日は最後までって…そういうことだ。
ここで終わらないように、だからイキたくないって…。
「そういうことか。ん、わかった。そしたら…」
俺はひなの中から指を抜き、入り口を優しく撫でながら、
「ひな?しっかり慣らしておきたいから、もう少しこのまま気持ちよくなろう。」
そう言って、ひなの中に今度は2本、指をゆっくりと沈めていく。
「んっ、ビクッ……んっ、ぁ…」
宇髄先生の治療で、指2本は入るようになってるはず。
とはいえ、慣れるわけではないだろうし、ここに2本も入るのは久しぶり。
ひなが構えてしまう前に入れてみたが、やはり、さっきと比べれば随分きつい。
「痛いか…?」
「フリフリ…」
「痛くはないけど、ちょっと苦しい?」
「コクッ…」
「ん、わかった。ちょっとずつ慣らすから、痛かったら教えてな。」
そう言って、あえて余計な刺激は与えずに、俺のを少しでも楽に受け入れられるよう、ひなの中をほぐしていく。